電波プロダクトニュース



120302_04
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月2日120302_04 新日本無線 接続部品 スイッチ・リレー・ヒューズ 移動体通信機器用

スマホ等向け低挿入損失の周波数帯切り替え用ハイパワースイッチ


 新日本無線は、スマートフォンなどの周波数帯切り替え用ハイパワースイッチとして低挿入損失、小型化を図った「NJG1681/同1682」を発売した。サンプル価格はSPDT(1入力2出力)タイプの同1681が50円、SP3T(1入力3出力)タイプの同1682が70円となっている。

 スマートフォンや携帯電話は現在、複数の通信方式、複数の周波数帯に対応する端末が増えている。10バンドを超える周波数帯に対応することも多く、1入力10出力(SP10T)といった大規模な周波数帯切り替えスイッチが必要となっている。

 ただ大規模なスイッチは、歪みが大きくなるなどの課題があり、昨今では一つのSPDTスイッチと2個のSP5Tスイッチという2段構成にする場合も増える。特にLTE対応端末では、LTE用周波数帯と3G/2G用周波数帯でスイッチを分けるといったケースが増える。

 新製品は2段スイッチ構成のシステム向けに開発した少数出力のスイッチ。多段構成時に重要となる挿入損失を業界最高水準に低減した。900メガヘルツ帯での挿入損失は同1681で0.18デシベル、同1682で0.11デシベルを達成。また、TD―LTEなどで使用される2.7ギガヘルツ帯での特性向上も図り、2.7ギガヘルツでの挿入損失も0.3デシベル以下を達成している。

 パッケージサイズも、両製品とも1.6ミリメートル角、高さ0.397ミリメートルと業界最小サイズを実現。さらに従来、RFポートに必要だったDCカットキャパシタも不要となる回路構成を実現し、基板実装面積の縮小に貢献する。

 同社では「LTE対応スマートフォンをはじめ、タブレットPCやデータカードなど全ての通信


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |