電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
6月5日120605_02 ラピスセミコンダクタ ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 一般産業用

ZigBeeRF4CE準拠の無線リモコン用通信モジュール


 ロームグループのラピスセミコンダクタは、無線リモコン用通信モジュール「MK72750Aー01」を開発し、8月から量産を開始する。無線リモコンに必要な機能を1モジュール化した。無線技術開発経験が必要な高周波部の回路設計や無線特性調整、評価をせずにZigBeeRF4CE Ver.1.0準拠の低消費電力無線リモコンを簡単に開発できる。

 ラピスセミコンダクタで開発、商品化しているIEEE802.15.4回路搭載の無線リモコン用LSI「ML7275」(40ピンWQFN)をはじめ、無線特性調整済みアンテナ、ユーザーアプリケーションを格納する2キロバイトEEPROM、24メガヘルツ 水晶振動子を1モジュール化。世界共通の無線リモコン規格ZigBee R4FCE Ver.1.0に準拠し、世界で使用できる。サンプル価格2千円(税別)。6月から評価ボード(単体)の供給可能。

 送信時16mA、受信時21mA、スリープ時(クロック停止)1.0μA、アイドル時(高速/低速)6.0mA/2.0mAとIEEE802.15.4準拠モジュールとしては業界最小クラスの低消費電力を実現した。電源電圧1.8―3.6Vと従来のモジュールより低電圧側に0.3V拡張し、乾電池駆動とともに、乾電池を余すことなく使える。

 IEEE802.15.4PHY、MACの両インターフェイスを使用でき、無線リモコンだけでなく、近距離無線ネットワーク全般に使用可能。リモコンに不可欠なキースキャンをサポートする8×8キースキャンアクセラレータ機能により64キーまでのリモコンに対応可能。2キロバイトEEPROM内蔵で、EEPROMから無線リモコン用LSI「ML7275」上へダウンロードし、ユーザーアプリケーションを動作させることが可能。

 無線特性調整済み、日本国内電波法認証取得済みのパターンアンテナの内蔵によってすぐに電波を飛ばして評価、開発できる。送信出力0/-35/-45dBm、動作温度範囲-40―+85度C。GPIO16本。モジュールサイズ20×31×2.7ミリメートル。


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