低背型大電流対応品の電源用パワーインダクタ「DEMシリーズ」

　東光は、電源用のパワーインダクタの品ぞろえを拡充している。「ＤＥＭシリーズ」では新たに低背タイプ、大電流対応品を追加し、販売を開始した。

　ＤＥＭシリーズは、これまで８.３ミリ角×４.５ミリメートルサイズの「ＤＥＭ８０４５Ｃ」を販売してきたが、新たに同サイズで高さが３ミリメートルの「ＤＥＭ８０３０Ｃ」（インダクタンス１.５μ―４７μＨ）、同４ミリメートルの「ＤＥＭ８０４０Ｃ」（同１.５μ―３３μＨ）を追加した。

　さらに大電流対応として１０.３ミリ角×５ミリメートルサイズの「ＤＥＭ１００５０Ｃ」（同１.５μ―３３μＨ）を開発し、販売を開始した。

　いずれも閉磁路構造で、低直流抵抗、小型.低背の大電流対応を特徴としている。環境面では、ＲｏＨＳ指令に対応する。ハロゲンフリー。

　同社は、電源用パワーインダクタとして、フェライトコアタイプ、メタルアロイコアタイプ、さらには積層タイプと異なる材料、プロセスを用いた製品を展開。それぞれの特徴を生かしたアプリケーション開拓に取り組んでおり、引き続き品ぞろえを拡充していく考えだ。