１W当たり100ルーメン実現のAC駆動型LED素子搭載モジュール

　韓国・ソウル半導体は、交流（ＡＣ）駆動型ＬＥＤ素子を搭載したモジュール製品「アクリチ２」で、性能向上を図り、１Ｗ当たり１００ルーメンを実現した新製品の量産受注を開始した。力率を最大０.９９などの性能を達成している。

　同社は、ＡＣ駆動のＬＥＤ素子「アクリチ」を展開。一般的な直流（ＤＣ）駆動型ＬＥＤで必要なＡＣ―ＤＣ変換回路が不要。低コストでＬＥＤ照明を実現できる。

　アクリチ２は、ＬＥＤ素子「アクリチ」に、駆動ＩＣなどを実装したＬＥＤ電球向けのモジュール製品。短期間に製品開発が行えるターンキーソリューションとなっている。

　今回、アクリチ２で性能を改善させた最新版を開発。最新版では力率が最大０.９９を達成。従来のＬＥＤ照明製品の力率は０.７から０.８程度であり、省エネ化に大きく貢献する。

　また、トライアック調光器との互換性も改善。ＤＣ調光インターフェイスを追加し、タッチセンサーや無線ＬＡＮ制御調光などの機能を容易に取り込める。

　現在、４Ｗから１６Ｗまでの製品が提供可能。またカスタマイズ要求にも対応している。