電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
10月8日 121008_03 七星科学研究所 受動部品 光部品、光モジュール 一般産業用

セキュリティ市場向け1芯複合多重光通信装置


 七星科学研究所(埼玉県狭山市)の七星科学開発センターは、アナログカメラなどに使用されるアナログ映像信号、インターホンなどに使用される音声信号、カメラのコントロールに主に使用される制御信号(RS―232C)の1芯複合多重品を今月から販売開始する。同社はセキュリティ市場向けの光通信装置を手掛けており、従来品WP―201の性能向上品として、WP―200シリーズにRS232C信号の上位機種を追加ラインアップしたもの。

 新製品は、通信データ速度を12メガヘルツ から17メガヘルツ に上げることで、映像性能を従来品比約2倍、音声性能を約6倍向上させた。音声では、無音時に自動で回線を切断できるミュート機能やボリューム調整機能を搭載。アナログカメラの鮮明化やモニターの大画面化、音声の明瞭化に伴い、性能を向上させた。

 送信機「WPT―211C」と受信機「WPR―211C」の組み合わせでの使用となる。価格は送受信機セットで28万8千円を予定。初年度100セットの販売を目指す。

 通信距離は最大40キロメートル。光コネクタはSC型。映像(NTSCまたはPAL)片方向×1、音声双方向×1、制御信号×1。対応光ファイバは、1芯シングルモードファイバ(SM10/125)とマルチモードファイバ(GI50/125)に対応。製品サイズは従来品と同サイズの66×64.3×高さ27.6ミリメートル。


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