転送速度10ギガbpsのインターフェースコネクタ

　日本航空電子工業は、パソコンと外付けＨＤＤや、モニターなどの周辺機器接続用インターフェイスコネクタとして、１０ギガｂｐｓの高速伝送が可能なＴｈｕｎｄｅｒｂｏｌｔ規格対応インターフェイスコネクタ「ＤＰ３シリーズ」を開発した。

　パソコンでの取り扱い情報量の増大に伴う、外部機器との接続における高速通信への要求に対応する。顧客の実装に合わせ、スタンダードタイプやリバースタイプなど三つのバリエーションを用意。スルーホール端子を金属シェルから引き出すことで実装強度も向上させている。

　特徴は、Ｔｈｕｎｄｅｒｂｏｌｔ用１０ギガｂｐｓの高速伝送に対応。スタンダード実装とリバース実装に対応し、基板落とし込みタイプも開発。スルーホール端子を金属シェルから引き出すことで、実装強度をアップさせた。金属シェルより形成されたフリクションロックにより、プラグケーブルとの保持力を確保し、嵌合時のクリック感を創出している。コネクタ本体はエンボス供給。

　用途はノートＰＣ、モニター、外付けＨＤＤほか。

　一般仕様は、極数２０極、コンタクトピッチ０.６ミリメートル、使用温度範囲-２０―+８５度Ｃ、定格電流はコンタクト１本当たり０.５Ａ、接触抵抗１００ｍΩ以下、耐電圧ＡＣ３００Ｖｒｍｓ（１分間）、挿抜寿命は１万回。 　サンプル価格は、レセプタクル２００円。