業界最高の可視光感度590mV実現の3分の1型200万画素CCD

シャープの監視カメラ向け２００万画素CCD

　シャープは、業界最高の可視光感度５９０ｍＶを実現し、近赤外光下での撮影にも対応した監視カメラ向け３分の１型２００万画素ＣＣＤを開発した。

　防災・防犯の監視・記録用、交通監視用、工場の製造ラインなどの産業用のほか、高性能ネットワークカメラ用にも供給する。プログレッシブタイプの１チャンネル出力と２チャンネル出力の２品種を取りそろえた。

　２２日からサンプル出荷を開始し、６月１０日から量産に入る。月産２万個を予定。サンプル価格４千円。

　可視光感度５９０ｍＶ、スミア１１０ デシベル 、飽和出力４００ｍＶ。明るいシーンから肉眼では捉えられない暗闇のシーンまで鮮明に撮影できる。フルハイビジョン画像を１秒間に５０枚出力でき、滑らかな映像を実現した。

　１チャンネル品が動画対応１０８０ｐ２５ｆｐｓ。２チャンネル品が同１０８０ｐ５０ｆｐｓ。