電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月20日 141120_01 旭化成 半導体素子 光半導体 一般産業用

分析/計測器向け長寿命で高発光効率の高輝度深紫外LED


深紫外LED製品「Optan」
深紫外LEDの初期量産ライン

 旭化成は18日、分析・計測機器向け高輝度深紫外LED製品の発売を発表した。

 同社のグループ会社であるCrystal IS(クリスタル アイエス),Inc.(Crystal IS、米ニューヨーク州、ラリー・フェルトCEO)が、富士支社(静岡県富士市)内の初期量産ラインで生産を開始した。水質の検査や管理などに用いられる分析・計測機器向けの深紫外LED「Optan(オプタン)」だ。

 紫外線殺菌は、幅広い分野で使用されるが、これまで水銀ランプやキセノンランプなどが用いられていた。今回開発したOptanは、水銀を使わずに殺菌に最も効果的な光の波長260ナノメートル周辺を発光。薬品を使わず、環境に優しい殺菌が手軽にできる。

 今後、飲料水や食品、空気など幅広い分野で使用されていくことが期待される。

 Crystal ISでは、窒化アルミニウム(AlN)の単結晶基板上に薄膜を形成した構造の深紫外(波長:250―280ナノメートル)LEDの製品化を進めている。原料の結晶から製造する強みを持ち、長寿命かつ世界トップクラスの高い発光効率が特徴だ。

 同社は今後も新しい市場を開拓し、最先端の技術開発、生産体制の強化を行う。


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