USB PD仕様に対応したロードスイッチ向けP-chのMOSFET

　東芝はＵＳＢ　ＰＤ（パワー・デリバリ）仕様に対応したＵＳＢ　Ｔｙｐｅ―Ｃ端子のロードスイッチに最適なＰ―ｃｈ　ＭＯＳＦＥＴ「ＳＳＭ６Ｊ５０７ＮＵ」を製品化した。

　ＵＳＢ　ＰＤは最大１００Ｗ（２０Ｖ／５Ａ）の電力供給を可能とする技術で、ＵＳＢ　Ｔｙｐｅ−Ｃ端子と充電用ＩＣ間のロードスイッチには２０Ｖ以上の耐圧が要求される。

　新製品はＶ_ＤＳＳ＝マイナス３０Ｖかつ低オン抵抗（Ｒ_{ＤＳ（ＯＮ）}＝１９ｍΩ　ｔｙｐ．）を実現している。また、充電ＩＣとバッテリ間のロードスイッチとして低電圧駆動が可能な「ＳＳＭ６Ｊ５１１ＮＵ」「ＳＳＭ６Ｊ５１２ＮＵ」を合わせて製品化した。

　３製品とも放熱性に優れた小型のＵＤＦＮ６Ｂ（２.０×２.０ミリメートル）パッケージを採用しており、実装面積を削減する。