イーサCATインターフェース搭載の4軸一体型サーボアンプ

山洋電気のＥｔｈｅｒ ＣＡＴ インターフェイス搭載サー ボアンプ

　山洋電気はサーボシステム「ＳＡＮＭＯＴＩＯＮ　Ｒ　ＡＤＶＡＮＣＥＤ　ＭＯＤＥＬ」のラインアップを拡充し、ＥｔｈｅｒＣＡＴインターフェイスを搭載した多軸サーボアンプを開発した。２５日から販売を開始する。ＤＣ電源の４軸一体型サーボシステム。用途はチップマウンタ、半導体製造装置、搬送機器など。

　特徴は、高速フィールドバスのＥｔｈｅｒＣＡＴインターフェイスを搭載。通信速度１００メガｂｐｓ、最短通信周期１２５マイクロｓｅｃの高速通信により、位置・速度などの指令がより細分化され、装置の動作がスムーズになる。４軸一体型のため、小型・省スペース。チップマウンタなど実装スペースが限られている装置に適している。発生した回生エネルギーをほかのモーターの電力として使用することができ、装置に省エネ化に貢献する。

　構造はエンクロージャタイプ。入力電源は制御電源ＤＣ２４Ｖプラスマイナス１０％、主回路電源ＤＣ４８Ｖプラスマイナス１０％。外形寸法は５０×２００×１３０ミリメートル。オープンプライス。