最大100mA駆動可能な多チャンネルＲＧＢ　ＬＥＤドライバー

　旭化成エレクトロニクス（ＡＫＭ）は最大１００ｍＡ駆動可能な多チャンネルＲＧＢ　ＬＥＤドライバー「ＡＰ４２０１／ＡＰ４２０３」＝写真＝を開発した。アミューズメント機器などの装飾用ＬＥＤの自由な色表現を簡単に実現、かつ色の再現性を保つことができるようになる。

　新製品は外付け抵抗で各ＲＧＢの電流設定ができ、さらにチャンネルごとに２５６階調で電流設定が可能。そのためアプリケーションの色調補正が容易。

　設定したＬＥＤ階調データに従い８ビットのＰＷＭ方式で４線式ＳＣＩ制御、またはシリアル―Ｆ／Ｆ制御により、高速にＬＥＤ電流を変化させることができるため動画表現も可能になる。

　電源電圧は４.５―５.５Ｖ、８.０―２４.０Ｖに対応しているため、ＬＥＤ列のアノード側に印加する電圧と共通にすることで基板の省配線化が可能。

　内蔵ＬＤＯで生成した５Ｖは最大３０ｍＡの電流供給が可能で、部品点数削減できる。
　使用温度範囲は０―７０度。パッケージは４８ピンＬＱＦＰ。

　用途はアミューズメント機器、タブレット機器、装飾用ＬＥＤディスプレイ、自動販売機など。