電波プロダクトニュース



180104_01
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
1月4日 180104_01 ソニー 半導体素子 イメージセンサー 一般民生用

「DepthSense」商品。小型化、測距性能の向上した裏面照射型ToF方式距離画像センサー


ソニーのToF方式距離画像センサー
[引用:ソニー株式会社]

 ソニーは測距性能の向上と併せて一層の小型化を実現した2分の1型でVGAの解像度を持つ裏面照射型タイム・オブ・フライト(ToF)方式の距離画像センサーを商品化し、18年4月からサンプル出荷を開始する。

 同社は測距技術を使った距離画像センサーを「DepthSense」商品群と呼んでおり、同商品は裏面照射型ToF方式を採用した初めてのDepthSense商品となる。

 自律的な動作が必要となるロボットやドローン、VR(バーチャルリアリティ)のほか、将来拡大が見込まれるAR(拡張現実)/MR(ミックスドリアリティ)などの市場では、ジェスチャ認識や物体認識、障害物検知のために、小型で正確な距離画像の取得ができるセンサーが求められる。同センサーは、10マイクロメートル角画素の開発により小型を実現し、さらに遠距離から近距離まで高精度な測距を可能にすることで、これらの領域における応用の幅を広げる。

 同センサーは、反射光信号の読み出し精度を上げるための画素技術と、裏面照射型CMOSイメージセンサーの画素技術を融合させることで、集光効率の向上と、測距のための高速な処理を可能にした。従来のToF方式では距離の測定が難しかった約10メートルの遠距離においては、感度を高める駆動モードの搭載により高い検出率を実現、約30センチメートルから約1メートルの近距離では、VGAの解像度で高精度な距離画像の取得が可能だ。


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