小型・薄型のユニットAC-DC電源

ＴＤＫのＡＣ―ＤＣ電源 「ＣＵＳ２００ＬＪ」

　ＴＤＫは、ＴＤＫ―Ｌａｍｂｄａブランドのピーク負荷対応の薄型ユニットＡＣ―ＤＣ電源「ＣＵＳ２００ＬＪ」を開発した。ＴＤＫラムダが１９年１月から量産出荷を開始する。新製品は、発熱対策として自然空冷方式に加え、同社ユニット型電源では初めて伝導放熱方式の２種類を採用。ユーザー装置の機構設計に合わせて選択することが可能。

　自然空冷で最大１２０Ｗ、伝導放熱で最大１５０Ｗまで使用できる。また、ピーク負荷を最大２００Ｗ、１０秒間供給することが可能。屋外環境なども考慮して、−２５―＋７０度の広い周囲温度範囲で使用できる設計。

　電源の高さは３１mmと低背であり、しかも６２×１６０×３１mmサイズと、従来の１５０Ｗ出力機種に比べて約４０％の小型化を実現。これによって、ユーザー装置の電源スペースが厳しい環境下で、装置の厚みを薄く、省スペース化したい要求に応えることができる。

　出力は３.３Ｖ、４.２Ｖ、５Ｖ、１２Ｖ、２４Ｖと豊富なバリエーション。入力電圧はＡＣ８５―２６５Ｖ。２３０ＶＡＣ入力時の効率は最大８９％。安全規格はＥＮ／ＵＬ／ＣＳＡ６０９５０―１。

　ＬＥＤ表示器をはじめ大型映像機器、計測機器、半導体製造装置などに適する。

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