電波プロダクトニュース



200302_01
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月2日 200302_01 日本電波工業 受動部品 発振子・共振子、振動子 自動車機器用

高温度(125℃)対応、AEC-Q100/AEC-Q200に準拠した2016サイズ水晶発振器


車載安全用途向け
2016サイズ水晶発振器

 日本電波工業は、自動車における安全系機能強化の動きを踏まえ、水晶デバイスの新製品開発を加速している。新たに業界最小クラスの2016サイズ水晶発振器「NZ2016SHA」を開発し、サンプル出荷を開始した。量産は10月を予定している。

 今後、自動運転に向けた先進運転支援システム(ADAS)市場の拡大、先進緊急ブレーキシステム(AEBS)標準装備の義務化など、安全性の向上、「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能を高めるため、複数のセンシングデバイスの搭載が必須となる。各センサーモジュールの小型・高精度化が不可欠だ。

 同社は、業界に先駆け車載安全用途向けに、信頼性の高い2520サイズ水晶発振器「NZ2520SHA」を販売してきたが、さらなる小型に応えるため今回2016サイズを商品化した。

 新製品は、車載用途に求められる高温度(125度)対応、AEC−Q100/AEC−Q200に準拠しており、車載専用生産ラインで厳格な工程管理を実施して高品質を実現している。今後この技術を用いて、さらに小型・高周波を実現した製品をラインアップしていく考えだ。

 公称周波数範囲は32.768kHz(1.5―80MHz)。電源電圧は+1.8―+3.3V。位相ジッタ(12キロ―20MHz)は100fs(at80MHz、3.3V)。総合周波数許容偏差/動作温度範囲は±100×−6 10/−40―+125度(周波数許容偏差は、公称周波数と動作温度範囲に応じて狭偏差対応が可能)。


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