車載向け150℃対応の閉磁パワーインダクタ「CDRH50D28B・T150」

パワーインダクタ「CDRH50D28B･T150」

　スミダコーポレーションは、車載向け高温対応閉磁インダクタ全６タイプを開発し、量産を開始した。

　６製品は、製品サイズが最小５.３×５.６×３mmから最大１３.１×１２.８×８mmで、インダクタンス値レンジとして０.８―１千μＨをカバーする。直流抵抗（ＤＣＲ）が最小４.５ｍΩ。直流重畳特性電流は最大３１Ａ。

　ニッケル（Ｎｉ）―亜鉛（Ｚｎ）フェライトのドラムコアを使用した閉磁構造の省スペースタイプ。自動車における高温対応の要求を満足するため、動作温度範囲を−５５―＋１５０度（コイル自己発熱を含む）に設計。車載信頼性基準ＡＥＣ―Ｑ２００に準拠している。

　ＡＤＡＳをはじめ、ＬＥＤヘッドライト駆動回路、ＡＤＢ、ＡＦＳ、ＤＣ―ＤＣコンバータ、ＥＣＵ、ＢＭＳ、　カーナビ、インフォテインメント、ハイブリッドエンジンコントロール、ＡＢＳなど、車載高信頼性用途全般に適する。

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