日産自動車と、産業技術総合研究所(産総研)自動車ヒューマンファクター研究センター(北ア智之研究センター長)はこのほど、東京都内の会議場で、「ペダル操作の違いが運転者の心理状態と脳活動に及ぼす影響」についての実験結果を発表。電動車の普及に伴い、アクセルペダルの操作だけで加速や減速を行い、ブレーキペダルの踏みかえ回数を減らした「ワンペダル」操作が、従来のツーペダル操作と比較して「より運転を楽しく感じる」ことを示し、運転に集中できる状態を自然に引き出し得るとした。
また、日産は5日から、「ノート e─POWER」に4WD(モーターアシスト方式)を追加するとともに、仕様を向上した新車種を全国一斉に発売した。
ノートは、100%モーター駆動ならではの力強くスムーズな走行性能と、ペダルの踏み戻しだけで加速から減速までを意のままに行うことができる。特に、寒冷地や積雪地、凍結路面などでの走りには最適だ。
なお、同社のノートは18年上半期(1─6月累計)の販売で、7万3380台を記録。日産車として48年ぶり(1970年上半期「サニー」以来)に、国内登録車ナンバーワンの座を奪還。さらに、「セレナ」の販売台数は5万6095台と、同年上半期のミニバン登録車ナンバーワンを獲得した。