電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
10月26日041026_04 昭和電工 光関連部品 光モジュール他

青色LED



 昭和電工(大橋光夫社長)は25日、独自技術により業界最高の12ミリW出力を実現した青色LEDチップ=写真=を開発、同市場に参入すると発表した。

同社では、このGaN系青色LEDチップの生産設備(基板サイズ2インチ)を千葉事業所に新設中で、11月からサンプル出荷、2005年にも月産3000万個で量産を開始する予定。「08年には200億円規模の事業を目指す」(佐々木保正専務取締役)。サンプル価格は市場価格と同等の10円から25円になる見込み。 液晶ディスプレイのバックライトや携帯電話のフラッシュ、車載、照明用など高出力を要求される用途をターゲットにする。白色LEDに応用した場合、業界トップレベルの50ルーメン/Wに達するという。

同社は独自のエピタキシャルウエハー構造、チップ製造プロセスを確立し、フリップチップ構造で12ミリW(20ミリA時)の高出力を達成した。サファイア基板上でGaNを成長させるために、従来必要だった低温バッファ層を必要としない、高温で成長可能な独自のSP(Seedingプロセス)法により、最高レベルのGaNを成長させることに成功。さらにMQW成膜技術、電極技術により、高出力特性を可能にした。従来製品と比較し駆動電圧は3.3―3.5Vと低く、消費電力が小さいことが特徴。


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