電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月15日041115_02 アルプス電気 その他の電子部品 その他

グリーン調達システム、スタート1年、DB化が完了、軌道に。



 アルプス電気は、資材のグリーン調達推進を目的に、昨年10月から立ち上げた「アルプスグリーン調達システム」が、スタートから1年が経過した。約700社の取引先企業および2000弱の取引先全製造拠点を対象とした環境マネジメント監査のデータベース化が完了し、軌道に乗っている。

同社は、「地球環境保護に対する十分な理解をもって経営に当たっている取引先から環境に優しい材料、部品を購入する」を共通の購買方針に掲げ、2002年7月にガイドラインとなる「グリーン調達規定」を制定し、同年9月からその基準に沿った調達を開始している。

昨年10月には、同社の国内外の全仕入先および仕入先の全製造工場を対象に、取引先企業(メーカー、商社)の評価と、部材の評価を行い、データベース化する「アルプスグリーン調達システム」を導入した。導入に先駆けて、昨年9月には、国内10カ所および海外各国での説明会も実施し、これまでに同社の取引先約700社、取引先の製造工場2000弱での登録を完了している。システムには、企業評価データ、製品評価、取引先が提出した文書類などがデータベース化され、環境マネジメント監査の一元管理に結びつけている。

アルプス電気グリーン調達基準では、取引先企業と、各取引先のそれぞれの工場を登録対象とし、企業の環境への取り組みとして計34項目からなるチェックシートを制定、これに基づくアンケート調査により、仕入先の企業ごとにABCDのランク付けを行い、CDランクのところに対しては期間を限定して改善策を求めている。

環境への取り組みの企業評価は、毎年1回の定期更新を行っている。昨年からは、「品質を盛り込んだ評価の重要性が増している」(資材グループ、立岩厚隆理事)との考えから、従来からのISO14001に加え、ISO9001も調査対象に掲げており、34項目のチェック項目には20のISO9001にかかわる項目が含まれている。

製品評価については、グリーン調達基準書に記載された禁止物質、全廃物質などに基づき、購入部材をデータベース管理しており、新たに購入する製品は、認定の段階で禁止物質などを使用していないかを承認したうえで、購入している。


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