電波プロダクトニュース



041130_01
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月30日041130_01 JSR 光関連部品 光モジュール他

液浸露光



 半導体製造用感光剤であるフォトレジスト大手のJSRは、半導体露光の次世代技術として注目を集めている「液浸露光」用として、屈折率1.64の液体を新開発し、水(屈折率1.44)を使った液浸露光の限界を超える回路線幅32ナノメートルの解像に世界で初めて成功した。

液浸露光は、露光装置の投影レンズとウエハーの間に高屈折率(1以上)の液体を満たすことで、解像力を高める技術。回路線幅65―45ナノメートル向けでは、ArF(フッ化アルゴン)レーザーを光源にし、液体に水を用いる方法が有力になっている。45ナノメートル以降では、F2(フッ素ダイマー)光源を使った液浸露光や、波長13.5ナノメートルのEUV(極端紫外光)露光に移行すると考えられていた。今回の成果は、実用化が2013年といわれる回路線幅32ナノメートルの半導体露光をArF液浸でカバーすることで、ArF露光技術をさらに延命できる可能性を示している。詳細は12月3日、セミコンジャパン期間中にホテルニューオータニ幕張で開催する「JSRセミナー2004」で発表する予定だ。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト |
|
ホームページへ戻る | 次データへ |