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高精細画像の長距離伝送用ＤＶＩ光リンク  本多通信工業はこのほど、高精細な画像をほとんど劣化なしに長距離伝送できるDVI光リンク「LGP-Z0003A」を開発、2日から受注開始する。 デジタル化などにより画像処理技術は進んでいるが、現状の電気ケーブルでは伝送路の信号劣化などにより数メートルの伝送距離が限界だった。DVI光リンク（LGP-Z0003A）は光ファイバーを用い、VGAからUXGAの解像度を、ほとんど劣化のない状態で、数10メートルから数100メートルの伝送距離を可能とした。 また、映像ソース機器と表示装置の設置場所の設置距離が延長できることにより、映像ソース機器設置場所の確保も楽になる。 LGP-Z0003Aは、トランシーバー一式、DVIケーブル二本、光電複合ケーブル一本、ACアダプター二個で構成される。同社は光通信用コネクターの開発と製造販売を行っており、石英系の光コネクターを得意としてきたが、今回はその技術を応用しプラスチック光ファイバーと石英系光ファイバーが共用できるコネクターを新規に設計した。LGP-Z0003Aは、今後の現場施工を視野に入れ、使いやすさ、破断の安全性から仕様を検討し、DVI光リンクに適したプラスチック光ファイバーを採用した。同社はすでに、石英系マルチモードの光ファイバーを用いた製品を開発しており、今後、光ファイバーの種類、伝送距離を延長した製品、DDC信号を必要としない装置向けなどの製品化を行い、バリエーション展開を図る。 販売先として、特に、画像を表示する案内板、掲示板システム、セミナーホールの表示システム、ホームシアターのメーカーやSIなどを見込んでいる。 |
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