電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
2月15日050215_04 独インフィニオン 半導体集積回路 ASIC/ロジック/ゲートアレイ 情報家電用

GSM/GPRS携帯用ベースバンド・高周波機能搭載1チップIC



ドイツのインフィニオンテクノロジーズはこのほど、GSM/GPRS携帯電話用の4バンド高周波トランシーバーとベースバンドプロセッサーをワンチップ化した「E-GPLDラジオ」を発表した。このICにより、ベースバンド機能と高周波機能を4p2以下のPCBスペースで実現できる。従来の2チップソリューションと比較して実装面積は約30%削減可能。

同チップをベースとした総合的な携帯電話プラットフォーム「BP3」も提供される。このプラットフォームにはパワーマネジメント、フィルター、パワーアンプ、メモリー、GSM/GPRSプロトコルスタック、アプリケーションフレームワーク「APOXI」、リファレンスMMI(マン・マシン・インターフェイス)など、携帯電話の設計に必要なすべてのハード・ソフトウエア要素が含まれている。

同チップは、ICの高い集積度と小型化(9×9o)により、特に折りたたみ式やスライド式の携帯電話でデザインの柔軟性が得られるほか、低コスト設計が求められる中級機やローエンド機に最適である。

追加のチップなしにカメラ、カラー画面、着信和音、MP3再生など多くの機能をサポートできる。

投入時期早まる
同社の通信事業グループ責任者の羅建華・取締役会役員は「このチップとプラットフォームの導入により、携帯電話メーカーは端末の市場投入時期を早めることができる。当社のソフトウエア製品はこれまで三千万台以上の携帯電話に採用されている」とコメントした。

「E-GPLDラジオ」のサンプル供給はすでに開始され、量産開始は2005年末の予定。


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