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全温度範囲で高速アクセスを実現した車載用32Mビットフラッシュメモリー  STマイクロエレクトロニクスはこのほど、厳しい条件が要求される車載アプリケーション用に32Mビットのフラッシュメモリー「M58BW032」を発表した。現在、エンジニアリング・サンプル出荷中。価格は約620円（大量オーダーの場合）。量産は今年第３四半期の予定。 新製品は、最新アーキテクチャーの採用により、自動車の全温度範囲（パッケージ品-40℃―125℃、ベアダイ-40℃―150℃）にわたり45ナノ秒という高速アクセスタイムを実現しており、プログラム記憶用としてだけでなく、プログラム実行用としても使用できる。 また、32ビットのデータバスを装備しており、従来のM58BW016で実現された高速データスループットを継承するとともに、互換性も維持している。さらに高速ロジックと最先端の0.13ミクロン技術によって実現されたバースト読み出しプロトコルに対応しているため、新世代の75MHｚ32ビットマイコンとの組み合わせに最適である。 その他の特徴としては、3.3Vコア電源、1.6―3.6Vで動作するフレキシブルなI/Oインターフェイス、I/Oバッファ用の1.6V立電源端子など。パッケージは、LBGA80/PQFP80およびベアダイの形で供給される。 |
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