電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月31日050331_01 三洋半導体カンパニー 半導体集積回路 専用IC 一般産業用

ハーフプリドライバー方式のファンモーター用ドライバーIC



三洋電機半導体カンパニーは、モータードライバーICのラインアップ強化として、ファンモーター用として業界で初めてのハーフプリドライバー式を採用し高回転・大風量で小型基板に実装できるLB11660FVと、回転精度を大幅に向上したファンモーター用速度制御ICのLB8500Mを開発。ラックサーバーなどに使用が増えているボクサーファンモーター用を中心に提案していく。

LB11660FVは、同社が独自に開発した上側ダーリントントランジスター内蔵ハーフプリドライバーを内蔵。サーバーに要求される15000回転以上の高速回転に対応できる。

ハーフプリドライバーでは、ドライバーICと外付けトランジスター、電流リミッタセンシング用抵抗での発熱を分散でき、外付けを減少させることで小型化が可能としている。このため、40ミリサイズのボクサーファンモーターの小型ドーナツ型基板への実装に適している。

このほか、単相バイポーラ駆動、ソフトスイッチングによる高効率・低消費電力化、外部信号(PWM入力)による速度制御、電源電圧によるON/OFF比切り替え回路内蔵などの特徴を持つ。

LB8500Mでは、ドライバーICの回転数信号を電圧信号に変換し、ドライバーIC側にフィードバックが可能。従来から多用されているオープンループ制御に比べ、回転精度の向上ができるほか、負荷変動時の回転数低減が可能。ファンモーターの低消費電力化に貢献するソフトスタートや最低速設定もでき、PWM/アナログ/サーミスターによる外部入力にも対応。また、新製品の1660FVをはじめ同社既存のモータードライバーICシリーズとの組み合わせで、ファンモーターの高精度な速度制御を実現できる。サンプル出荷は両機種とも四月からで、サンプル価格は100円。

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