電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
2月13日 040213_03 松下電子部品 受動部品 抵抗

高電力チップ固定抵抗器を開発。



 松下電子部品は5025サイズで定格電力1Wの高電力チップ固定抵抗器(長辺電極タイプ)を開発し、今月下旬から月産能力500万個で量産を開始する。 ECU、エアバックなどの電装分野の回路設計用、各種機器の電源回路用、電流検出用に供給する。サンプル価格は抵抗値範囲10〜200ミリΩ品25円/個、220ミリΩ〜9.1Ω品20円/個、10Ω〜10kΩ品15円/個。

電力負荷を製品全体に分散させる独自の分割抵抗体構造を採用。また、短辺側に電極を設けるこれまでの短辺電極構造に対し、長辺側に電極を形成する長辺電極構造にすることで、温度急変時であっても抵抗器とプリント基板の接続信頼性を高め、抵抗体で発生した熱の放熱特性を良くした。これらにより5.0×2.5×0.55ミリの5025サイズで定格電力1Wを実現した。同社従来品では6.4×3.2×0.55ミリの6432サイズで定格電力1Wだった。

独自の抵抗ペースト材料を用い、抵抗器内部で複数の抵抗素子を並列接続できる長辺電極構造によって、5025サイズで10ミリΩの低抵抗化を可能にした。 抵抗値範囲10ミリΩ〜10kΩ。抵抗値許容差プラスマイナス1%(100ミリΩ以上)、プラスマイナス2%、プラスマイナス5%。TCRはプラスマイナス2%、プラスマイナス5%品でプラスマイナス200×10のマイナス6乗/度C、プラスマイナス1%品でプラスマイナス100×10のマイナス6乗/度C。素子最高電圧(最高使用電圧)200V、最高過負荷電圧400V、使用温度範囲マイナス55〜プラス155度C。


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