電波プロダクトニュース



040218_07
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
2月18日 040218_07 石塚電子 センサー部品 半導体センサー他

APサーミスター



 石塚電子(東京都墨田区錦糸1―7―7、石塚二朗社長)はこのほど、0―70度Cの範囲でプラスマイナス0.5%の高精度を実現したサーミスター素子「APサーミスター」を開発、3月から本格量産に入る。

新製品は、使用温度範囲がマイナス60―プラス150度Cと広く、高精度で高い耐熱温度を要求される自動車向けをはじめ、携帯電話のバッテリーパックの温度管理、医療用などに適している。 材料や焼結温度の管理を工夫したり、高精度の検査技術を駆使することで、従来のATサーミスター(精度プラスマイナス1.0%)などに比べ、さらなる高精度を実現した。「特注品や選別品を除き、量産品でプラスマイナス0.5%の精度を実現した製品は初めて」(同社)という。

同社は、温度測定、温度補償などに使う高精度・薄型サーミスターや、同素子を使った温度センサー、過電流保護素子であるパワーサーミスター、サージから電子機器の回路を保護するサージアブソーバーなどを開発・販売する専業大手メーカー。


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