電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
2月21日 040221_04 アジレント センサー部品 半導体センサー他

照度センサー



 アジレント・テクノロジー(成松洋社長)は、携帯電話、デジカメなどの携帯機器向けに、小型・低価格の照度センサー「HSDL―9001」の販売を始めた。今後1年間で1000万個の販売を目指す。サンプル価格は80円。

新製品は外形寸法0.6×2.0×1.5ミリメートルのQFNパッケージを採用した。これにより、同社従来品に比べ、設置面積で4分の1、容積は8分の1にした。 センサーの出力は、検出した明るさに比例して、直線性に優れたアナログ出力が得られる。このため、コントロールICやホストプロセッサー側で、照度検知レベルを自由に設定できる。

分光感度特性は、ピークを人間の目に近い550ナノメートルとし、視感度(光に対する目の感度)に近い特性を持つ。しかも、太陽光や蛍光灯、白熱灯、ハロゲン灯など、光源を問わず均一な特性が得られる。 動作温度範囲はマイナス25度―プラス85度C、電源電圧は2.7―3.6V。 照度センサーは、周囲の明るさを検出して、携帯電話やデジカメ、ノート型パソコンなどに使われている液晶パネルや、キーパッドのバックライトをマイコンなどで制御し、使用環境に応じて輝度を調整できる。

また、バックライトをキメ細かく制御することで、バッテリーの長時間使用を可能にする。 同社は、03年5月からデジタル信号出力タイプの照度センサーを販売している。今回、アナログ―デジタル変換回路を省き、アナログ出力とすることで小型化を図り、価格も従来品の半分にした。


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