040224_06
SoC 
ルネサス テクノロジはこのほど、次世代カーナビゲーション機器などの高性能車載情報端末向けに必要な機能を1チップに搭載したＳｏＣ（システム・オン・チップ）「ＳＨ７７７０」を製品化、5月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は8,000円。量産規模は今年9月で月3万個を予定している。 新製品は、最大動作周波数400Ｍヘルツで720ＭＩＰＳの高処理性能を実現したＳｕｐｅｒＨファミリーの新規開発コアＳＨ―４Ａを搭載し、地図描画用に新たに開発した２Ｄグラフィックエンジンと多彩な描画処理が可能な新開発の３Ｄグラフィックスエンジン、それにベースバンド処理機能や50超の各種の多彩で豊富な周辺機能を内蔵している。 外部バスは、ＤＤＲ―ＳＤＲＡＭと接続するための64ビットバスとフラッシュメモリーやＳＲＡＭと接続するための32ビット幅の拡張バスを備えている。ＳＤＲＡＭ用バスはバス幅を32ビットにすることもできる。 パッケージは、520ピンＢＧＡ（33×33ミリメートル）を採用している。 開発環境は、ホストＰＣとＵＳＢインターフェイスで接続するＥ１０Ａ―ＵＳＢエミュレーターが使用できる。さらにオンチップデバッグ機能を搭載しているため、最大動作周波数でのリアルタイムデバッグが可能である。 |
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