電波プロダクトニュース



040302_01
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月2日040302_01 三菱電機 半導体集積回路 その他 汎用

あらゆる情報漏洩リスクに対応、統合ソリューション発売。



 三菱電機は、情報システムのセキュリティ対策と入退室管理システムを統合した「情報漏洩防止ソリューション」をきょう2日から発売する。「あらゆる情報漏洩リスクに対応できる業界初の統合ソリューション」(門脇三雄三菱電機インフォメーションシステムズ取締役)として、「官公庁、金融機関などを主な対象」(同)に販売していく。

「情報漏洩防止ソリューション」は、国内トップシェアの入退室管理システムや、官公庁・金融機関などで実績のあるファイル暗号化ソフトウエアなどの機能強化版に、新開発の統合管理ソフトウエアなどを組み合わせた製品で構成している。

同社では、パソコン盗難などの物理的脅威、不正アクセスなどの技術的脅威、磁気ディスクや電子メールを用いたデータ持ち出しなどの人的脅威といった情報漏洩につながるさまざまなリスク要因に対応するため、10の製品群を統合、1つのソリューションとして提供していく計画。この中には、情報セキュリティの評価認定制度であるISMSの構築支援サービスも含まれている。

各製品は、統合管理ソフトウエアを核として互いに連携しており、1枚のICカードですべての個人認証が可能。製品は「ISMS構築支援サービス」などの機能強化とともに「セキュア情報格納サーバ」「三菱ファイル暗号ソフトウェア」「デスクトップセキュリティソフトウェア」「統合管理サーバ」「認証認可サーバ」「ログ管理サーバ」など新たに機能を開発、ソリューション体系に加えている。

同社では、お客のニーズに合わせ、優先度、予算などに応じて最適なシステム構成を提案していく。2004年度から3年間で100億円の売上げを計画している。


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