電波プロダクトニュース



040324_05
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月24日040324_05 SMK 表示デバイス 液晶・プラズマ・CRT他 一般産業用

光学式タッチパネル



 SMKは23日、タッチパネルの多重押し操作にも対応できる光学式タッチパネル「多重押し対応型光学式タッチパネル」を開発したと発表した。

光学式タッチパネルは、入力面が堅牢な構造になっていることから、不特定多数の人が利用する駅の券売機や銀行のATM、コンビニエンスストアや高速道路のサービスエリアなどに設置される情報端末に広く使用されている。だが、今までの情報端末において、複数のエリアがタッチ選択(多重押し)された場合は、選択位置の誤認識を防止するため、エラー反応として、操作はどれか1つのメニューのみを選択(単押し)するよう機能を限定していた。このため、アプリケーションの開発に制限が生じていた。

今回開発の多重押し対応型光学式タッチパネルは、キースイッチや新たな操作パネルの追加なしに、タッチパネル内の操作エリアを複数個所、同時にタッチ入力することを可能とした。これにより、従来の単一メニューの選択による簡単操作だけでなく、ゲーム機器や、制御機器などに要求される複雑な画面切り替えなどのニーズにも対応できるようになった。

主な特徴は(1)ソフトウエアのみ(専用コントローラーIC、ドライバーソフト)で多重押しの機能を実現(2)各種サイズの光学式タッチパネルに対応可能(3)入力面の抗菌対応も可能。 インターフェイスは、シリアルインターフェイス(RS―232C準拠)。ドライバーラインアップは、ウインドウズ2000、XP、Linux。 用途は、カジノ・アーケードゲーム機、ATM、キヨスク端末、POS、FA機器ほか。サンプル価格は4万円。生産能力は月産2000個。


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