電波プロダクトニュース



040331_02
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月31日040331_02 松下/ソニー/フィリップス その他の電子部品 メモリー部品

新ディスク



 高精細の動画・静止画や、その他デジタルコンテンツを記録する次世代光ディスク「ブルーレイディスク(BD)」について、DVD比5倍の大容量化を図ったディスクの開発をDVDディスク並みの製造コストで実現できる見通しが立ったことが明らかになった。

「ブルーレイディスク・ファウンダーズ(BDF)」参加企業のうち、松下電器、ソニー、フィリップスの3社が米ロサンゼルスで29日発表した。 BD方式の新ディスクは、シングルレイヤー(単層)ディスク上に25GBまでのデータを記録でき、2層ディスクでは50GB分の記録に対応。いずれも単層で4.7GB、2層で8.5GBの現行のDVDディスクの容量を大きく上回っており、一般消費者向け光ディスクとしてはその他光ディスク記録方式との比較でも最大容量を発揮する。

量産段階に入れば、DVD―ROMディスク生産時と同レベルのコストで製造できるのが新ディスクの特徴であり、3社では「コストダウンによりさらに業界標準に近づいた」としている。 3社は「BD―ROMディスクの1枚あたり(単層)の量産コストが、DVD―ROMディスクの生産コストを上回ることはない」と説明している。 新ディスクは大容量化と生産コストの低減に加え、青赤両レーザー対応のドライブ開発などによる現行DVDとの互換性も確保。

また、AES128ビット暗号化技術や民生機器とPC機器両方で使える安全キー管理といったコンテンツ保護技術も搭載しており、コンテンツソフト業界でのBD普及を加速させる見通し。


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