電波プロダクトニュース



040405_05
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
4月5日040405_05 日本TI 半導体集積回路 ASIC/ロジック/ゲートアレイ 汎用

RFファミリー



 日本テキサス インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、ワイヤレス基地局向けの幅広い製品ラインアップをさらに拡張する新型RF(高周波)製品ファミリー「TRF3701」「TRF3702」「TRF3750」を発表した。

新製品は、TIの強みであるRF設計を活用したワイヤレス基地局向けの最初の製品で、GSM、CDMA、UMTS、TD―SCDMAをはじめとする複数のワイヤレス標準方式をサポートし、製品の柔軟性および市場投入時間の短縮を実現する。 TRF3701とTRF3702は、低ノイズのクワドラチャ・ダイレクト・モジュレーター(直交直接変調器)であり、多重信号入力によってRF信号を変調する。いずれも実装面積およびコストの削減が必須要件である製品に向け、ダイレクト・アップ・コンバージョン・アーキテクチャーに最適化されている。

また、これらのデバイスはベースバンドから最高250MヘルツまでのIF(中間周波)信号を入力としてTRF3701は最高1.5Gヘルツ、TRF3702は最高2.5GヘルツまでのRF信号にアップコンバージョンする。両デバイスとも業界で最も高出力で優れたノイズ特性を備えている。パッケージは16ピンQFNで供給される。

出荷はTRF3701が4月、TRF3702が今年末の予定。TRF3701/02EVM評価モジュールおよびソフトウエアを使用して評価できる。 TRF3750は、デジタル・モバイル通信で重要な低ノイズ特性に最適化されたモノシリック構成のPLLシンセサイザー。VCO(電圧制御発振器)と組み合わせて使用することによってGSM、UMTS、CDMAなどのアプリケーション向けに100Mヘルツから2.4Gヘルツまでの周波数を発生できる。パッケージは16ピンTSSOP。TRF3750EVM評価モジュールおよびソフトウエアを使用して評価できる。現在出荷中。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト |
|
ホームページへ戻る | 次データへ |