電波プロダクトニュース



040406_02
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
4月6日040406_02 日立金属 センサー部品 半導体センサー他

3軸加速度センサー



 日立金属は5日、世界最小サイズの高機能3軸加速度センサーを開発、今月からサンプル出荷を開始すると発表した。3軸加速度センサーとしての機能に加え、傾斜センサー機能や自由落下検出機能、温度センサー出力端子を装備し、高精度でなおかつ4.8ミリ角の小型パッケージを実現している。

同社は、マイクロマシン技術や精密組み立て技術を活用し、2001年9月に世界で初めて小型・薄型の3軸加速度センサーを実用化した。一方で、温度による特性の変化や製品ごとの感度のばらつきの補正機能、出力信号の増幅機能を持つ加速度センサーに対する強い市場ニーズがあった。新製品は、こうしたニーズに対応し、測定値補正(キャリブレーション)が不要で、高検出精度を実現し、かつ、世界最小サイズの3軸加速度センサーの開発に成功したもの。

同センサーは、温度による特性の変化や、製品ごとの感度のばらつきによる誤差を搭載しているICによって補正する。検出精度は、総合検出誤差10%以下。パッケージサイズは、4.8×4.8×1.5ミリメートル。電圧3V駆動時0.6mAの低消費電流。自由落下検出機能付き。温度センサーの電圧出力端子付き。5000Gの耐衝撃性を実現し、携帯型機器への搭載が可能。鉛フリーハンダ対応。

用途はITS関係や携帯端末機器、ゲーム機器の入力デバイス、電子ペット、医療機器など。 販売計画は、2004年度が年間2億円、2005年度には年間15億円。


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