040416_05
マイクロポンプ 
スター精密（静岡市、糟谷省三社長）はこのほど、圧電素子を採用したダイヤフラム方式のマイクロポンプの試作品「ＳＤＭＰ１０５」＝写真＝を開発した。 ＳＤＭＰ１０５は、同社が長年培ってきた小型化技術を生かし、モーターや回転軸を使わず圧電素子を駆動源としているため、消費電力が極めて少なく、低騒音、低電磁ノイズを特徴とし、駆動電圧や駆動周波数を可変すること、流量や吐出圧を調整することができる。大きさ28×23×5.7ミリ、重さ約4グラム（電源ケーブルを除く）と、小型・薄型・軽量で、微少量の液体・気体の輸送が可能。自己吸引機能を持っているため、液体・気体兼用ポンプとして、各種の機器・装置への組み込み用に幅広い用途が期待できる。 特にノート型パソコン、ＰＤＡ向けに開発される小型燃料電池用の燃料供給ポンプとして需要の増加を見込み、年内の製品化を目指している。 |
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