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アルミ電解コン 
日本ケミコンは携帯電話やデジカメなどのストロボフラッシュ向けに小径化と薄型化を実現した専用のアルミ電解コンデンサーを開発し、サンプル出荷を開始した。 開発したのは「ＰＨシリーズ」と「ＰＨＦシリーズ」。「ＰＨシリーズ」は新規に開発した高倍率電極箔、素子体積効率を大幅に改善した新構造を採用するとともに新たに製造設備を導入した。 これによって、ケースサイズは直径が6―10ミリメートルと小径化を実現。長さは15―45ミリメートル。 10Φ以上の製品も大幅な小型化を図っており、300―330Ｖ定格で8―490μＦをカバーする。 「ＰＨＦシリーズ」は扁平形状のアルミケースを採用することによって、製品高さを5.5ミリメートルに低背化した製品。新規開発の高倍率電極箔を採用するとともに既存の「ＦＴＫシリーズ」で培った扁平素子構造を応用した。 300―330Ｖ定格で10―135μＦをカバー。ケースサイズは5.5×11.5×30―5.5×22.5×55ミリメートル。 同社はカーエレクトロニクス、インバーターとともに重点拡販市場としてデジタル家電をあげており、今回の新製品も成長分野に対する製品戦略の一環である。 |
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