040423_02
8ビットマイコン 
ＮＥＣエレクトロニクスはこのほど、ユーザーのシステム構築を効率的に行うためピン数の低減を図った8ビットシングルチップマイコン「７８Ｋ０Ｓ／Ｋｘ１プラスシリーズ」＝写真＝を開発、シリーズ第1弾として22日に20ピン製品「μＰＤ７８Ｆ９２２１」（価格＝250円）と「μＰＤ７８Ｆ９２１２」（同275円）2品種のサンプル出荷を開始した。量産は、10月以降、2品種合計で月50万個を予定している。価格は税込み。 ７８Ｋ０Ｓ／Ｋｘ１プラスシリーズは、8Ｍヘルツの発振器、パワーオンクリア回路、低電圧検出回路（ＬＶＩ）を内蔵し、電源端子以外の全ポートを入出力端子として利用可能にすることで、20ピンという小ピン化を図っている。また、米国シリコン・ストレージ・テクノロジー社のフラッシュメモリーＳｕｐｅｒＦｌａｓｈを採用した単一電源のフラッシュメモリーを全品種に搭載している。このため装置に実装した後でもプログラムの書き換えができる。さらにユーザープログラムによる内蔵フラッシュメモリーの書き換えが可能なため、内蔵フラッシュメモリーをあたかもＥＥＰＲＯＭのように使用するＥＥＰＲＯＭエミュレーションを実現することができる。 μＰＤ７８Ｆ９２２１は、2ＫＢのフラッシュＲＯＭを搭載、同９２１２は4ＫＢのフラッシュＲＯＭを搭載している。 主な用途は、自動車、照明、センサー、産業機器、ＡＶ機器、家電機器、ポンプ制御など。 |
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