電波プロダクトニュース



040519_02
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
5月19日040519_02 ソニー 表示デバイス 液晶・プラズマ・CRT他 音響・映像用

液晶ディスプレイデバイス



 ソニーは18日、フルHDTVを超える885万画素(4096H×2160V)の解像度、4000対1の高コントラストを実現した超高精細プロジェクター用液晶ディスプレイデバイス「4K SXRD(Silicon X―tal Reflective Display)」を開発したと発表した。

新製品は、画素内の駆動回路設計の最適化により、従来9マイクロメートルであった画素ピッチを、画素間スペースは従来の0.35マイクロメートルのまま8.5マイクロメートルに縮小し、画素面積を10%低減させた。これにより885万の画素を1.55インチ対角のサイズ内に集積することを可能にした。

さらに従来難しいとされていたフルHDTVの4倍以上にあたる885万個もの画素の駆動をシリコン基板上で精度良く行い、滑らかな映像を作り出す駆動素子の設計技術や独自の信号書き込み技術を確立した。 同社は、昨年フルHDTVの液晶ディスプレイデバイス「2K SXRD」を開発、家庭用のフルHDTVフロントプロジェクターに搭載している。今回の4K SXRDは、プロジェクターとして世界最高の4倍の解像度を実現した。、絹のような滑らかさと引き締まった黒色再現を可能にし、高品位な映像を作り出すことができる。

プロジェクターへの搭載は、映像を構成する基本3原色のRGBごとに、このデバイスを使い、2655万画素の映像表現が可能な超高精細ディスプレイが実現できる。 同社では、この超高精細液晶デバイスを、デジタル化の動きが加速している映画業界へ導入し、映画館やその他の大画面用途のプロジェクターとして2004年中の商品化を検討している。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト |
|
ホームページへ戻る | 次データへ |