電波プロダクトニュース



040525_06
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
5月25日040525_06 (米)TI 半導体集積回路 ドライバー・コントローラ 情報家電用

電力用増幅器



米半導体メーカー大手のテキサス・インスツルメンツ(TI)は、同社の電力用増幅器(PA)「TPA3000D」シリーズの新製品として、17型および23型LCDテレビに最適なクラスDの2品種=写真=をこのほど発表した。 「TPA3005D2」とTPA3008D2」の両品種は、クラスDの高効率で作動。外部放熱板なしで最大10Wのステレオ出力を継続的に発揮する。両品種と比較し、同じクラスDのアンプは作動時の温度が20%上昇し、クラスABもしくはリニアアンプでは40%の温度上昇が免れない。

外部放熱板を必要としない新製品はまた設計の簡略化に貢献するほか、採用部品点数やシステムコストの低減などを実現して、高性能と省スペース設計、高コスト効率すべてを両立するLCDテレビの開発に大きく貢献する。 韓国のサムスン電子など、有力LCDテレビメーカーとの共同開発で製品化に至ったもので、「薄型テレビメーカーが望む、高性能かつ高出力のオーディオ用パワーアンプを実現している」(高性能リニア・ビジネス担当アート・ジョージ副社長)。 TPA3005D2は、1000個出荷時2.95ドルですでに入手可能。3008D2は6月にも発売となる予定で、価格は同3.10ドル。


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