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2004年環境報告書を発行。 
アルプス電気はこのほど、2003年度（04年3月期）の環境保全に対する取り組みをまとめた「２００４年 環境報告書」（Ａ４判19ページ／和英別刷）を発行した。今回の報告書では、海外拠点における取り組みや、サプライチェーン・マネジメントとグリーン調達にかかわる取り組みをより詳しく紹介している。 同報告書では、同社の03年度の環境保全に対する取り組みを、生産活動や製品、社会とのかかわりなどさまざまな面からとらえ、03年度から始まった「第4次環境保全中期自主行動計画（03―05年度）」の初年度の結果を報告している。 同社ではＩＳＯ１４００１の認証取得は全世界の認証対象拠点の90％が取得終了するなど、グローバルな視点での活動を続けてきた。今回の報告書では、国内だけでなく、中国、アセアン、韓国、欧州、米国と各地域ごとの、廃棄物削減、省エネルギーおよび環境リスクマネジメントへの取り組みを紹介している。 また、欧州ＲｏＨＳ指令など国際的にも有害物質に対する規制が厳しくなる中、同社ではサプライチェーン・マネジメントの徹底のためグリーン調達基準書を作成。加えて、グローバルで情報の共有化を可能とするため「化学物質管理データベース」を構築してきた。これらの一環として、すでに完了している水銀および臭素系難燃材の撤廃に続き、今年末までにカドミウム、6価クロム、鉛の使用全廃に向けて活動を推進する。 |
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