電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月7日040907_03 ヤマハ 半導体集積回路 ドライバー・コントローラ 情報家電用

デジタルアンプIC



 ヤマハはフラットパネルTVや液晶PCモニター向けに出力10W×2チャンネルのデジタルアンプIC「YDA138」を開発し、サンプル出荷を11月から開始すると発表した。販売予定数は月産20万個を見込む。

「YDA138」は、新たに開発した高音質スピーカードライブ回路「ピュアパルスダイレクトスピーカードライブ」を搭載しており、低歪率特性と低ノイズ特性を達成した。 さらに、従来のデジタルアンプICではスピーカーとの接続にLCフィルター(コイルLとコンデンサCで構成した低域通過型フィルター)を使用してパルス変調信号を除去していたが、新製品はこのLCフィルターを省略することができる。このLCフィルターで発生する音質低下も排除できる。 パルス出力信号の歪みやノイズ混入を低減しスピーカーを直接駆動する機能を備えた「ピュアパルスダイレクトスピーカードライブ」により実現している。

また、現行のアナログアンプICと比較して消費電力は最大4分の1に低減できる。同クラスのデジタルアンプICに比較し、歪み率プラスノイズは約4分の1以下の0.02%、S/N比は100デシベル以上。 ステレオ出力の「YDA138」はモノラル動作モードも備え、モノラル動作モードでは最大200W/4Ωを得ることができる。 パッケージは高放熱型42ピンSSOPに集積している。サンプル価格は600円。


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