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大型液晶テレビバックライト・インバーター用、パワーMOSFETを開発。 
ロームは大型液晶テレビのバックライト・インバーター用に45Ｖ耐圧と60Ｖ耐圧のパワーＭＯＳ ＦＥＴを開発した。 液晶バックライト・インバーターの電源電圧が液晶の大型化に伴い、16Ｖから24Ｖに高圧化が進む中、要望が高まっている液晶バックライト・インバーター用パワーＭＯＳＦＥＴの高耐圧化に応えた。４２型液晶テレビの場合で、同パワーＭＯＳ ＦＥＴを24個使用する。 液晶バックライト・インバーター用パワーＭＯＳ ＦＥＴの45Ｖ耐圧品（14品種）、60Ｖ耐圧品（11品種）をシリーズ化したのは業界で初めて。今月からサンプル出荷を開始し、12月に月産500万個ずつで量産に入る。前工程はロームつくば、後工程はローム・アポロで行う。 ３系統５１品種 既存の30Ｖ耐圧品26品種を合わせて液晶バックライト・インバーター用パワーＭＯＳＦＥＴシリーズは3系統51品種になった。 ともにエピタキシャル層を厚くして耐圧を高めながら不純物濃度を最適化。セル密度を上げてオン抵抗を下げた。プッシュプル方式のＭＯＳＦＥＴは今回の新製品から生産を開始。45Ｖ耐圧品のＮチャンネルタイプ16.24Ｖ電源用ハーフ／フルブリッジ品はドレイン電流20Ａ、オン抵抗3.0ミリΩ（ＶＧＳ＝10Ｖ時）の業界最高特性を確保した。 45Ｖ耐圧品はＮチャンネルタイプの16.24Ｖ電源用ハーフブリッジ方式／フルブリッジ方式が1品種、Ｎチャンネルタイプの24Ｖ電源用ハーフ／フルブリッジ4品種、Ｐチャンネルタイプの24Ｖ電源用ハーフ／フルブリッジ3品種、ＮチャンネルプラスＰチャンネルタイプの24Ｖ電源用ハーフ／フルブリッジ3品種、Ｎチャンネルデュアルタイプの16Ｖ電源プッシュプル3品種の計14品種。 60Ｖ耐圧品はＮチャンネルタイプの24Ｖ電源用ハーフ／フルブリッジおよび16Ｖ・24Ｖ電源用プッシュプルの4品種、Ｐチャンネルタイプの24Ｖ電源用ハーフ／フルブリッジの3品種、ＮチャンネルプラスＰチャンネルタイプの24Ｖ電源用ハーフ／フルブリッジの1品種、Ｎチャンネルデュアルタイプの16Ｖ・24Ｖ電源用プッシュプルの3品種の計11品種。 45Ｖ耐圧Ｎチャンネルタイプ16Ｖ・24Ｖ電源用ハーフ／フルブリッジ品が5.0×6.0×0.9ミリの独自ＰＳＯＰ８パッケージを採用。そのほかは5.0×6.0×1.5ミリのＳＯＰ８で供給する。 |
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