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64MHz高性能マイコン 
ルネサス テクノロジ（長澤紘一会長＆ＣＥＯ）はこのほど、自動車や産業分野向けにＭ１６Ｃファミリーの最上位機Ｍ３２Ｃ／９０シリーズを開発。その第1弾として「Ｍ３２Ｃ／９５グループ」を4品種製品化、2005年1月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格はＭ３０９５８ＦＫＴＧＰが3,885円。量産は2005年12月から月2万個（4品種合計）で開始し、2006年6月には月5万個（同）を予定している。 このグループは、Ｍ１６Ｃファミリーの既存製品Ｍ３２Ｃ／８０シリーズの高速化、高機能化を図ったマイコン。高性能ＣＰＵコア、ＣＡＮコントローラーを3チャンネルと豊富な周辺機能、大容量、高信頼性フラッシュメモリーを搭載しており、コストパフォーマンスに優れたマイコンとなっている。 ＣＰＵコアは、高性能のＭ３２Ｃ／９０を搭載し、動作周波数を既存のＭ３２Ｃ／８０シリーズに対して、2倍の64Ｍヘルツに高速化している。そして高速化しながら消費電流は55ミリアンペアと、低消費電力動作を実現している。 また、デバイスの動作を停止することなく、デバッグが可能な一線式ノンストップデバッグインターフェイスを搭載している。3チャンネルのＣＡＮ対応コントローラーは、1チャンネルは32メッセージスロット対応、2チャンネルは16メッセージスロット対応となっている。 パッケージは、100ピンＬＱＦＰおよび144ピンＬＱＦＰで供給される。 新製品は、17日から横浜市のパシフィコ横浜で開催される「組込み総合技術展」に出品される。 |
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