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シリアルフラッシュメモリー 
シナダイン（東京都渋谷区桜丘町3―24、菅田孝治社長）はこのほど、米国ネクスフラッシュテクノロジー社（以下、ＮＦ社、本社＝カリフォルニア州サンノゼ）と日本における販売代理店契約を締結した。ＮＦ社は台湾のウィンボンド社の100％出資の子会社でシリアルフラッシュメモリーの専業ファブレスメーカー。 ＮＦ社のＮＯＲ型ＳＰＩ（シリアル・ペリフェラル・インターフェイス）フラッシュメモリーは、1Ｍビットから64Ｍビットのラインアップがある。量産中の主な商品は、1Ｍビットから4Ｍビット。来年第２・四半期までに8Ｍビットから64Ｍビットまで順次量産化される予定だ。特徴は鉛フリー対応、超小型（6×5ｍｍ、8×6ｍｍ）、低消費電流、低コスト。 シナダインはラティス社のＦＰＧＡなどのコンフィギュレーション用メモリー、ＤＳＰ用などを皮切りにインダストリアル（通信、ストレージ、計測、ＦＡなど）、コンシューマー（ＬＣＤ、ＨＤＤ、ＤＶＤ、セットトップボックス、プリンター、カーオーディオなど）のマーケットに攻勢をかける。1年間で3億円の売上げを目標とする。 現在、世界でシリアルフラッシュメモリーのマーケットは400億円ほどとされており、シナダインはさらに大きなマーケットのパラレルフラッシュメモリーの置き換えも視野に入れる。 |
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