電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
2月21日050221_05 ダイトエレクトロン その他の電子部品 組立品 汎用

複合共振方式で超低ノイズ化実現のSW電源



ダイトエレクトロン(紺谷健治社長)は複合共振方式を採用し超低ノイズ化を実現したスイッチング電源「HFシリーズ」を開発した。

50W五機種、30W七機種(うちマルチ出力2モデル)を取り揃え、21日から順次発売する。価格は50Wタイプ「HFS50シリーズ」14800円(5モデル単出力タイプ)、30Wタイプ「HFS30シリーズ」11900円(5モデル単出力タイプ)、30Wタイプ「HSD30シリーズ」13900円(二モデル複合出力タイプ)。

スイッチング電源特有のリップルノイズを50Wタイプで3―6ミリV以下、30Wタイプで3―5ミリV以下まで抑えた。同社従来品に比べ5分の1以下。ノイズを嫌う計測機器、医療機器、放送機器、生産設備機器、オーディオ機器、ドロッパー電源使用機器などの組み込み用電源に適している。

複合共振方式を用い、同社従来モデルよりさらに超低ノイズ化した。放射ノイズは50Wタイプ、30Wタイプともに暗ノイズレベル、雑音端子電圧はクラスBの規格に対して両タイプとも約20デシベルのマージンを確保した。

漏洩電流(AC100V入力)も50Wタイプで0.06ミリA、30Wタイプで0.04ミリAと、同社従来品に比べ5分の1に低減。過電圧および過電流保護機能を搭載。リモコン機能を標準装備した。鉛フリー対応。ハロゲンフリー基板を採用。塩化ビニールの不採用など環境を考慮して欧州特定有害物質規制のRoHS指令に対応した。

電源制御機器の製造、販売を行っていた同社全額出資子会社ダイトパワートロンを今月一日付で吸収合併し、引き継いだ事業のひとつスイッチング電源の新製品第一弾。

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