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小型・高性能を実現した１アンペア出力のボルテージレギュレーターIC  リコーはこのほど、各種情報通信機器や電子機器などで機器内の回路への供給電圧を一定化するボルテージレギュレーターIC「R1172/R1173シリーズ」を開発、4月4日からサンプル受注を開始する。サンプル価格は百円。量産は、当初月間四百万個で開始する予定。 このICは、各種情報通信機器や電子機器などに用いて、電池やアダプターなどの電源から入力した電圧を、動作電圧が規定されている機器内の回路上のメモリーや、CPUなどに電池の消耗などによる電圧変動にかかわらず一定化して出力するもの。 新製品は、1アンペア出力という大電流タイプながら、低入出力電圧差、低電圧動作などにより、機器の低消費電流化、安定動作を実現する小型・高性能のLDOとなっている。 また、大電流品で起こりやすい立ち上がり時のピーク電流による内部回路への過渡的な過負荷を防止するため、立ち上がり時のみ300ミリペアアンクラス品の突入電流レベルまで、電流を制限する突入電流制限機能を内蔵、突入電流の低減を実現している。 パッケージは、薄型のHSON-6、熱容量の高いSOT-89-5、HSOP-6Jを用意。 R1172シリーズはより、小型のSOT-23-5への搭載もできる。 |
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