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タッチパネル機能つき8.4型TFT液晶パネル搭載の組込み用パネルコンピューター  パーソナルメディア（東京都品川区、泉名達也社長）は、T-Engineの技術をベースにタッチパネル機能付き8.4型カラーTFT液晶パネル搭載の組み込み用パネルコンピューター「Teapanel」（ティーパネル）を発売した。サンプル価格は31万2900円。 新製品は、NECエレクトロニクス製CPU「VR5701」を搭載した組み込みシステム用コンピューター。キオスク端末や自動販売機、産業機器への組み込み用のほか、飲食店のオーダーエントリー端末やエンターテイメント端末での用途を見込む。OSに「T-Kernel」をベースに、仮想記憶対応などの機能補強をした「PMC T-Kernel」と「同Extension」を採用。比較的小さな容量のソフトウエアで、高機能なアプリケーションを動作できる。 本体付属のタッチパネル機能とミドルウエア「PMC T-Shellｌ」を利用することで、簡単なGUI操作環境が構築可能。パネル上のメニューボタンのデザインや位置などをアプリケーションソフトの書き換えで簡単に変更できる。 インターフェイスは、USBやRS-232C、PCMCIAのほか、コンパクトフラッシュ（CF）、100Base-TXを搭載。アプリケーションソフトをCFカードに収納でき、ディスクレスシステムが構築できる。 同社は「ハードディスクとCPU用の冷却ファンを必要とせず、振動にも強く小型化、消音化ができるシステム」とする。 サイズは、幅282ミリ×高さ204ミリ×奥行き47ミリで重さは約2キロ。数量の多い受注の場合、液晶パネルのサイズなどカスタム仕様に対応する。 |
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