電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
4月11日050411_01 アイペックス 接続部品 コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット 移動体通信機器用

携帯電話用カメラモジュールソケット標準品6機種



アイペックスは、携帯電話用カメラモジュールソケット市場に本格参入する。カメラモジュールソケットシリーズ「CMSシリーズ」として、標準品6機種のラインアップを完了、近く販売開始する。月産100万個以上の生産能力を整えており、今後も市場の要求に合わせて、品揃えの拡大と生産能力の増強を図る。

カメラモジュールは、世界的な携帯電話への搭載の本格化により、今後も大きな成長が期待されている。同時に、カメラモジュールの接続方法は、従来のFPCによる接続から、生産性やトータルコスト、リペア性などに優れた、ソケットによる接続への切り替えが、海外市場を中心に、急速に進んでいる。

同社は、携帯電話用カメラモジュールソケットについては、客先への個別対応のかたちで、2年ほど前から事業化し、昨年から本格量産している。今後も、大きな市場拡大が期待できることから、汎用性を高め、標準品の品揃え充実を図ったもの。

今回開発したのは、エッジ・コンタクトタイプ(ロック付き)5機種とボトム・コンタクトタイプ(ロック付き)1機種。エッジタイプの対応可能カメラモジュール仕様は「10×10ミリ、28ピン、1.2ミリピッチ」「9×9ミリ、24ピン、1.2ミリピッチ」「8×8ミリ、24ピン、0.9ミリピッチ」「6×6ミリ、20ピン、0.9ミリピッチ」など。ボトムタイプは、「8.8×8.8ミリ、24ピン、0.8ミリピッチ」。カメラモジュール固定用ロック付き。EMI対策用メタルシールドカバーも用意している。耐落下衝撃性にも優れているという。各種カスタム要求にも対応していく。

ラインアップ拡充
「日本のカメラ付き携帯電話は、FPC接続が主流だが、海外では、ソケットへの引き合いが強い」(営業本部)とし、今後も順次、ラインアップ拡充と生産増強を進める方針。カメラモジュールソケットの生産は、現在は国内で行っているが、順次海外展開も図っていく。

なお、今月中旬以降に、同社HP上でCMSシリーズのラインアップを紹介する予定。

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