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EEPROMを内蔵したプログラマブルポートコントローラ  セイコーインスツル（ＳＩＩ）は、携帯情報機器などの電源部などの用途にＥＥＰＲＯＭによるプログラマブルなポートコントローラ「S-7750B」＝写真＝を製品化、２４日から受注を開始した。サンプル価格は３００円。量産は１１月から。販売目標は０６年以降年間５００万個。 ポートコントローラは、ＣＰＵから出される信号をもとに各種ＩＣを制御するＩＣで、ＣＰＵからの指示でポートに接続されている外部の各種ＩＣのオン/オフ制御を行う。 携帯電話では、ＣＰＵ側からポートを通じてボルテージレギュレータやDC-DCコンバータなどのオン/オフを制御しているが、システムの複雑化によりポートが不足することやスペースをとってしまうという問題があった。 新製品はＥＥＰＲＯＭ、タイマー回路、発振回路、低電源電圧誤作動防止回路で構成されたＩＣで、ＥＥＰＲＯＭを内蔵することで各種ＩＣのオン/オフの設定時間をあらかじめプログラムすることができる。 ３Ｇ携帯電話の無線部など電力を使う回路においても、各種ＩＣを正確に制御することで、待機電力を極力抑えることができる。 | ||||||||||||