電波プロダクトニュース



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11月10日051110_04 クアルコム 半導体集積回路 マイコン・DSP デジタル情報家電用

ハイエンド携帯端末向けARMアーキテクチャを基盤としたモバイル用プロセッサ



【ニューヨーク支局】米クアルコムは8日、ハイエンド携帯端末向けに英ARMの最新アーキテクチャ「ARMv7」を基盤としたモバイル用プロセッサ「Scorpion」(スコーピオン)を開発したと発表した。モバイル用としては最高1ギガヘルツという世界最速のクロックスピードを提供し、携帯機器の高性能化を支援する。

スコーピオンは、クアルコムの携帯電話向け多機能チップセット「モバイル・ステーション・モデム」(MSM)に組み込まれるために特別設計された初のマイクロプロセッサ。モバイル環境に高性能と低消費電力を提供することで、携帯端末と民生電子製品の融合を実現するとしている。

クアルコムは従来のMSMソリューションにARMのコアを採用してきたが、新プロセッサ開発に際し、最新アーキテクチャARMv7のライセンスを取得している。

クアルコムのCDMA(符号分割多元接続)技術部門、サンジェイ・ジャー社長は「スコーピオンを組み込むことで、当社のMSMは1ギガヘルツの高性能と高効率が得られ、次世代チップセットとして最高のものが完成する」と述べている。

PC並みの処理速度

スコーピオンは、その優れた電力対性能比により、次世代モバイル端末のデータ処理速度をPC並みに引き上げる。1ギガヘルツの処理スピードは「ARM9」を採用した既存のMSMソリューションの8倍、「ARM11」を使用したMSMの4倍。

マルチメディア・コプロセッサとして64ビット、128ビットのいずれにも対応するSIMD(シングル・イントラクション・マルチプル・データ)命令セット「NEON」技術を採用。これにより、次世代の先進モバイル機器に不可欠のマルチメディアと信号処理アプリケーションの高速処理を実現する。

低消費電力も実現

また、65ナノの超微細プロセス技術や低消費電力と低漏れ電流技術、多数の最新設計手法を駆使することで携帯電話の低消費電力と長寿命もサポート。

クアルコムではスコーピオンを組み込んだMSMプラットフォームを06年にも発表する予定だ。

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