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プログラマブル帯域幅設定機能などを搭載したMEMS3軸加速度センサー3種  ＳＴマイクロエレクトロニクスはこのほど、小型パッケージ化したＭＥＭＳ（マイクロマシン）３軸加速度センサー「ＬＩＳ３ＬＶ０２ＤＱ」「ＬＩＳ３Ｌ０２ＡＬ」「ＬＩＳ３Ｌ０６ＡＬ」の３種類を発表した。これらの製品は量産を開始しており、価格はそれぞれ5.35、4.25、4.65ドル（いずれも1000個受注時単価）。 ＬＩＳ３ＬＶ０２ＤＱは、SPI/I2 Ｃデジタル・インターフェイスを備えた、市場で最も先進的な３軸加速度センサーで、プログラマブル帯域幅設定機能や、動作方向検出などの機能を持つ。 プログラマブル帯域設定機能により、不要な周波数領域からの干渉を排除することで分解能を向上し、様々な周波数領域で性能を最適化できる。また、ソフトウエアで帯域幅を柔軟に変更できるため、１つのアプリケーションの中で、傾斜や振動などの遅い動きと速い動きの測定を使い分けることができる。動作方向検出機能では、３軸のいずれの軸においても、しきい値を超えると直ちに信号が出力される。応用としては、コンピュータ・アプリケーションや３Ｄマウス、ゲーム・コンソールなど。 ＬＩＳ３Ｌ０２ＡＬと同０６ＡＬは、アナログ出力加速度センサーで、プラスチック製小型ＬＧＡパッケージに格納された市場初のデバイス。寸法は、5×5×1.5ミリメートル。ミニディスク・ドライブ、携帯電話、そのほかの携帯用電子機器などで使用できる。 いずれの製品も、高い温度安定性と少ないオフセット誤差を実現しており、最大１万グラムの耐振動性・耐衝撃性を確保している。 | ||||||||||||