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携帯機器のリチウムイオン２次電池保護用パワーMOSFET２品種  ＮＥＣエレクトロニクスはこのほど、携帯電話やデジタルカメラなどに使われるリチウムイオン２次電池の保護用途に用いるパワーＭＯＳＦＥＴ「μＰＡ２３５０」と「μＰＡ２３５１」の２品種を開発、２７日からサンプル出荷を開始した。 サンプル価格は、それぞれ５０円と７０円。 量産は８月から。規模は２品種合計で月１千万個を予定している。０８年には、月２千万個規模の生産を計画している。 新製品は、オン抵抗標準値がμＰＡ２３５０が２８ミリオーム、μＰＡ２３５１が３２ミリオームで、いずれも1.62ミリメートル角で厚さ0.48ミリメートルの超小型ＴＳＳＯＰパッケージを使用しているため、電池パックの小型化に貢献する。 このパワーＭＯＳＦＥＴは、最新の第４世代ＵＭＯＳプロセス技術、およびＣＯＢ製造技術を併用することにより、従来両立しなかった低オン抵抗を維持した状態で製品の小型化を図っている。 また、バンプ端子を含めて鉛を使用しておらず、業界で標準化されつつある鉛フリーに対応した環境に優しい製品となっており、ハロゲンフリーも実現している。 | ||||||||||||